ミラ(菅野睦子)
主役の片方。国の皇女様です。
でも戦う姫なんです。だから軍服は特別製。
こち亀の中川のように。
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こんな笑顔を見せるのは回想シーンばかり。
「民の幸せが、私の幸せだ」
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彼女の、ラストシーン。
「国のために、民のために、平和のために」
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カーティス(沼田雄樹)
主役のもう片方。町の鍛冶師です。
でもミラとは幼馴染。昔は城に。今は町に。
もうずっと会ってないけどね。
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カーティスの妻・ユリーナ(津金由紀)
たまに鍋を焦がすけど、かなりの良妻。
大丈夫、焦がしても旦那が鍛冶師だから。 |
そんな二人の夫婦の営みを1〜5で説明。
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というわけで今回は城側と街側で二人主役!
はじまりはじまり〜
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暗闇の中に浮かび上がる紋章。
こんな感じで始まります。
なんだか陰鬱な城内と、抗い難き国家権力の象徴。
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王とミラ、それぞれの側近。
ここは女王が納める国家。
ミラは前王の娘であり、現女王の姪でもある。
現女王は前王の姉で・・・えっと、ややこしいっ!
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そして静かに始まるオープニング。 |
お約束のタイトルコール。
「その運命は血に濡れた、何も残らぬ戦い、
Empty Kingdom!」
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始まりは仲良くお掃除夫婦。
ちなみに妻は元・城のメイド。
この国の城メイドは可愛い子ばかりです。 |
カーティスの鍛冶師仲間・デイロン(山本尚寛)
その妻・フィオナ(笠原麻希)
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この表情のままのキャラ達です・・・
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カーティス達の仕事仲間で建築屋・ホッブス(石川毅)
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腰をね。こう、グッとね。
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えー、今回のパンダは・・・
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あ!そこかっ!
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同じく仕事仲間・ガク(飯田翔威)
影のある男。でも下っ端。
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孤児院の娘・ジャスティン(杉水流由真)
戦争で両親を亡くした子。
↑これはアホ面ですけど、良い子です。
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いつもホッブスはジャスティンに迫ります。
で、迫って(もはや突進して)きたホッブスに
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ひでぶ!
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ミラの母親・マリアンヌ(石井麻衣子)
少女のように、だが心を狂わせた女。
人形に「ミラ」と語りかけ、大事そうに抱き寄せる。
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私のミラに触らないで!
そう叫びながら本物の娘の手を拒絶する母。 |
マリアンヌの世話係・ポミー(MAI)
いわゆるメイドさん。
しっかりモノでおっちょこちょい(どっち)
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ほら変な格好。
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ミラの側近・アルミナ(ケイ)
皇女の忠実なる僕。
何よりもミラのためだけに働いている。
真面目・カタい・ちっこい。
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王の側近・ゼイダ(西本雄二)
王と同じく冷たい血を持つ男。
ミラ達に王の伝言を伝えたり、動向を探ったり。
てか悪い顔してんなぁ、これ・・・
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というわけで、そんなゼイダに対しては
アルミナも・・・
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あぁ!? |
ミラも・・・
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世知辛いねゼイダ! |
フェンデリア・ラン・クーティン王(今泉直)
出ました、諸悪の根源。ミラの伯母で現王。
国を強くするために戦を繰り返し、重税を民衆に課す。
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デイロン、実はレジスタンスグループのリーダー。
妻のフィオナも、ホッブス、ガクも反乱軍の一味。
大切な幼馴染の居る王国側、今の親友が居る反乱軍。
挟まれるカーティス。
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が、そのガクはなんとゼイダの…! |
ミラとの関係を知った上で、助けを求められる。
誰も彼もが、今この時のために、必死に生きる。
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愛する妻は怯え、夫を心配する。 |
だが幼馴染のためか、国のためか、民衆のためか、
何のためでもないのか、ただ優しいだけの男なのか、
カーティスは街中の戦場へ。 |
そして妻は残される。 |
さらにガクの魔の手が二人に・・・エロい!(違っ) |
私は、ただ、哀しいです、戦争が。
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もう踏んだり蹴ったり。
国軍の奇襲により、デイロン負傷。
フィオナはガクに・・・エロい!(だから違っ!) |
ジャスティンも抗争に巻き込まれた事を知る。
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カーティスの大事な人々は、混乱と哀しみにくれる。 |
「もうやめてくれ」
何が正しいのか、分からない。
良い国を作ろうとしている幼馴染。
良い国にしようと動いた反乱軍。
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「どちらかが正義ゆえに勝つんじゃない。
正義になるために勝たなきゃいけないんだ」
そして反乱軍は動き出す。 |
なんじゃなんじゃ、余の勝ちか。ほっほっほ。
いや、こんな喋り方はしません。
抗争で勝って油断まっしぐら。
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最後の戦い、反乱が始まった。
何を思っているのか、ミラは走り出す。
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まずはポミーを逃がす。
「今までありがとう」
何気にいつでもどこでもミラのお傍にアルミナさん。
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マリアンヌ様に最後のお別れ。
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ぺこり。 |
ミラの語りかけは微塵も耳には届かない。
笑顔の母親は腕の中にだけ囁きかける。 |
母に安らかな死を与えんとしたそのとき、
ミラの存在に気付くマリアンヌ。
「ミラ?」
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「やめろ!」
ゼイダ来たぁ!ヒーローちっくに来たぁ!
カッコいいはずなのに・・・
あまりにヒーローで稽古場では笑いが溢れた一瞬。
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良いショットをもう一枚。
ヒーローゼイダ!
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マリアンヌのために王を裏切ったゼイダ。
「私と共に、参りましょう」
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なぁにぃぃぃぃぃ!! |
反乱軍も踏んだり蹴ったりなら
王国側も踏んだり蹴ったり。
フェンデリアさんもとうとう切れました。
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だが断る!(早っ!)
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いったぁ〜・・・(弱っ!) |
王の首が飛び、歓声が・・・
「俺達と同じ、人間の首なんだぞ」 |
王国の終焉は王族の終焉。
ミラと共に死ぬ事を懇願するアルミナ。
「貴女の手にかかって死にとうございます」
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「アルミナ、共にあろう・・・」
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深手を負ったミラを見つけたカーティス。
反乱軍の歓声の中、なんとか彼女だけでもと。
だが・・・
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剣を託し、自分を殺してくれと願う幼馴染。
それこそが本当の意味での終わりだと。
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迷いの末、剣を振り上げるカーティス。
その手でミラの首を・・・ |
そして暴動は見事、反乱軍の勝利で終わった。
喜ぶ仲間達の中で、彼は何を思うのか。
「見えるか!希望に満ち溢れた街が!」 |
妻と共に、狂気紛いの歓声の中に。
目の前には両軍共の死体が並ぶ。
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国が平和になったのなら、
何故俺の手は血に濡れている・・・
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ミラが、死んだんだ・・・ |
一つの時代は終わったが、また争いは繰り返される。
「お前の死は、何だったんだろうな・・・」
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遠く揺らぎ見えるのは、ミラの幻影か。
「人の屍の上に、人の平和がある」
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空っぽの王国は、それでも・・・ |